2025年3月29日にオープンした「白みりんミュージアム」に早速行ってきましたので、レビューをしていきます。
施設の概要
コンセプト
本施設は、流山本町地域発祥の「白みりん」をテーマにした体験型ミュージアムです。公式ウェブサイトによりますと、本施設のコンセプトはズバリ、「白みりんの魅力に出会う」。
ミュージアムを訪れた人々が、
白みりんミュージアムとは? | 流山本町ポータルサイト
“白みりんの如く”
醸しあう場になりますように。
白みりんをテーマにした
体験型ミュージアムです。
発酵調味料である「白みりん」は、醸造工程を経て製造されます。そして、醸造の「醸」は「醸す(かもす)」とも読みます。白みりんのように、この場所を起点に様々な人々が出会い、交流することでイノベーションを促進したいという思いが込められているそうです。
誕生の背景
流山市役所のウェブサイトに掲載されている「白みりんミュージアム施設整備基本方針」によりますと、市ではこれまで様々な方法で白みりんのPRを行ってきたものの、「白みりんを目的に市を訪れる観光客は少なく、市全体の盛り上がりにはつながっていない」という課題があったそうです。
この課題に対し、市は「発祥の地ならではの白みりんの体験や見学、学習プログラムがないこと」等が要因であると考え、「白みりんについて学んだり体験できる施設として、白みりんミュージアムの整備を進める」ことを決定したそうです。
当施設を整備することにより、流山市は以下の目標を達成したいと考えているようです。
- ミュージアムを流山本町のランドマークとすることで、本施設を拠点に、流山本町の回遊を促す
- 流山ならではの観光資源による交流人口の増加
- 住民の地域愛・郷土愛の醸成
さて、白みりんミュージアムは、市の掲げた目標・コンセプトが体現された施設になっているのでしょうか?流山本町ラブの市民が、ガチレビューしていきます!
アクセス・駐車場
アクセス
本施設は、流山キッコーマン株式会社さんの敷地内にあります。流山街道沿いに正門があるため、白みりんミュージアムもそちらから入ると思いきや、入り口は流山街道側ではなく、江戸川側の「万上通り」沿いにありました。最近あまりこの辺りを散策していなかったため、入り口の場所はノーマークでした。しっかり間違えました(笑)
住宅街の中にあるため、初めて訪れる方は少し驚かれるかもしれません。入り口の場所がすぐ分かるよう、看板を立てる等の対応が必要ではないかと思います。市民の声として、市に提言します(笑)

ちなみに「万上通り」には、白みりんに関する歴史的な資料を掲示する屋外展示「流山本町まちなかミュージアム」があります。
詳細はこちらをご参照ください。
流山本町まちなかミュージアム – ときめき流山さんぽ | 流山市観光協会【公式】
駐車場
まず、この施設には駐車場はありません。
流山キッコーマン株式会社さんの敷地内にあるため、一見広々とした駐車スペースがあるように見えますが、職員や関係者の専用駐車スペースとなりますので、一般客は駐車できません。隣にコインパーキングはありますが、台数が少ないため、車でお越しの場合は、できるだけ平日に利用された方が良いと思います。
市外からお越しの場合は、観光がてら、流鉄流山線を利用してみるのはいかがでしょうか?その場合、最寄駅は「平和台駅」となります。その距離、わずか徒歩5分。お隣の「流山駅」からも徒歩7分程度ですので、その日の観光ルートに合わせて利用する駅を使い分けるのもオススメです。
流鉄流山線について
流鉄流山線は、馬橋〜流山駅間を走るワンマン運転のローカル電車です。一言で言うと、「とにかくレトロ」です。
流鉄流山線の詳細につきましては、「ときめき流山さんぽ」にて記載されておりますので、ぜひそちらをご覧になってください。
流鉄流山線 – ときめき流山さんぽ | 流山市観光協会【公式】
利用時の注意点としまして、流鉄流山線では、Suicaなどの交通系ICカードは使えないため、切符を購入する必要があります。このご時世、なかなか切符を買うこともないですよね。ですが、敢えて不便を楽しむのも粋なもの。流鉄流山線でレトロな気分を味わってみませんか?
ちなみに流鉄線では、定期的にイベントが開催されています。直近ですと、白みりんミュージアムの開業日と同日に、こちらのイベントが開催されました。残念ながら、筆者は参加できませんでした。。。次こそ必ず。。。
【関連リンク】
流鉄株式会社 公式サイト
いざ、入場

本施設は、有料エリアと無料エリアに分かれています。
有料エリアには、常設展示と、みりんを使ったお料理体験ができるコーナーがあります。有料エリアは時間ごとに枠が設定されており、また定員数も限られておりますので、オンラインでの事前予約をおすすめします。ちなみに、予約なしでも空きがあれば利用できます。私が訪問した日は平日かつ天候は雨でしたので、時間帯によっては予約なしでも大丈夫そうでした。
無料エリアには、売店があります。地元の特産品や、みりんを使用したソフトクリームが販売されています。後ほど、購入品の紹介や、白みりんソフトクリームの食レポをします。少し長くなりますが、ぜひ最後までお付き合いください(笑)
入場チケット(有料エリア)
予約の有無に関わらず、有料エリアを利用する場合は、こちらの券売機でチケットを購入する必要があります。
チケットの購入には、現金、クレジットカード、交通系・各種電子マネーが使えます。PayPayは現時点で未導入です。おそらく今後、導入されるのではないかと思われます。

2種類のチケットがあり、常設展示をご覧になりたい方は「入場券」、みりんを使用したお料理体験への参加を希望される方は「みりん体験」のチケットをそれぞれ購入してください。もちろん、両方でもOK!今回、筆者は両方のチケットを購入しました。
常設展示




常設エリアには、改札機のような機械にチケットのQRコードをタッチして読み込ませて入場します。ちなみに、タッチ時、大人と子供で違う効果音が鳴ります。お楽しみに。ふふふ。
まずは白みりんの歴史のお勉強から。ガイドさんが分かりやすくご説明してくださいます。また、突き当たりにはミニシアタールームがあり、ドラマ仕立ての映像コンテンツで流山の歴史を学ぶことができます。コンテンツとしてのクオリティが高くて驚きました!ちなみに、流山に縁のある、あの有名俳優が登場します。こちらもお楽しみに。ふふふ(2度目)。

前述の通り、同じ敷地内に流山キッコーマンさんの工場があるのですが、衛生上の理由により、一般向けの公開はされておりません。そこで、工場でのみりんの製造工程を再現した展示を設けることで、擬似的な工場見学を体験できるようになりました。この展示、すごく良く出来ていて、非常に感心しました。何回見ても飽きなそう。工場の生産ラインって、見てると心が落ち着くんですが、なんででしょうね?(笑)
この後も、見どころ満載な展示が続きます。視覚だけでなく、嗅覚を使った体験コーナーもあります。全部写真で見せてしまうと楽しみが半減してしまうと思いますので、写真はこの辺にしておきます。

最初にお見せした写真に巨大な樽が写っていたかと思いますが、こちらは「櫂入れ(かいいれ)」の擬似体験ができる人気のアトラクション。樽の上にプロジェクターがあり、櫂棒を上下に動かすと、ナレーションとともにプロジェクターから映し出される映像が変化していきます。新感覚の体験でとても面白かったです。
みりん体験

先ほどの巨大な樽の右側にキッチンスタジオがあります。その名も「かもしアエール」。こちらのキッチンスタジオで、みりんを使用したお料理体験を実施しています。毎月異なるレシピでレッスンを開催しているため、一回限りではなく、継続的に通えるのは良いですね。しかも参加費は、わずか550円!安い!


本日のレシピは「こぼれ梅きなこ棒」。簡単にとっても美味しい和菓子が作れました。レシピもいただいたので、家で子供たちと一緒に作ってみようと思います。
ちなみに参加者は、時期的なものもあってか、小学生くらいのお子様連れのファミリーがほとんどでした。お料理の難易度的に、小学生くらいからの参加がちょうどいいかもですね。
本日のレッスンの講師は、流山在住のみりん和菓子研究家・武田ゆり恵先生です。流山おおたかの森で、みりんを使った和菓子教室「とまり木」を運営されています。参考までに、Instagramの投稿を転載させていただきます。
売店「ながれやまぐるり」

前述の通り、無料エリアには売店があります。その名も「ながれやまぐるり」。地元の特産品をはじめとする、流山に縁のある品々が販売されています。

お会計、フード&ドリンクの注文はこちらから。当施設の名物「白みりんソフトクリーム」には、トッピングで「追いみりんシロップ」と「こぼれ梅」がそれぞれ100円で付けられます。オープン記念キャンペーンとして、白みりんミュージアムのLINEアカウントをお友達登録をすると、トッピングが無料でつけられるクーポンが貰えます!もちろん私もLINEでお友達登録をし、クーポンを利用して「追いみりんシロップ」をいただきました。

おぉ〜!さすがカルピジャーニ。濃厚&なめらかな食感。そして、写真からも分かる通り、上品な光沢を纏っています。濃厚なのに、みりんの上品な甘さのおかげか、軽さが感じられます。ここに「追いみりんシロップ」をかけますと、みりんの複雑かつ繊細な風味がさらに強化されて、より大人好みのソフトクリームに。風邪で鼻が詰まっていなければ、この繊細な風味をより楽しめたことでしょう……。
白みりんソフトクリーム、とっても美味しくいただきました。今回は車でしたので、泣く泣く、こぼれ梅トッピングを断念しましたが、次回は夫に運転してもらうなり(オイ)、徒歩で来るなりして、こぼれ梅トッピングにチャレンジしたいと思います。

そして、本日の購入品はこちら。流山せんべい、白みりんポップコーン、わさび味醂カシュー、ノート。
ノートはコクヨのプレミアムラインのもの。こちらに「みりん体験」でもらったレシピを貼り付けていけば、みりんのレシピ本が作れますよ!と、講師の方からオススメいただきました。こう言う時は、素直にオススメに従うのが私のモットー。毎月通って、私だけのみりんレシピブックを作っていきたいと思います。
最後に
さて、かなり長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。行きたくなりましたよね?(圧力)
実際に訪問してみて、市の「白みりん」に対する熱い思い、そして流山に対する深い愛情を感じられる素晴らしい施設だと思いました。キッコーマン株式会社様、井崎市長、市の職員の皆様、そして本プロジェクトにご尽力くださった全ての関係者の方々、このような素晴らしい施設を作っていただき、本当にありがとうございました。一市民として、この場を借りて、感謝の意を表したいと思います。
読者の皆様も、ぜひ「白みりんミュージアム」に足を運んでみてください。きっと、もっと流山が好きになるはず。
施設情報

名称
白みりんミュージアム
住所
千葉県流山市流山3-358-1
開館時間
9:00-17:00(入館は16:30 まで)
休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
駐車場
なし
支払い方法(チケット)
現金、クレジットカード、交通系・各種電子マネー
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